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令和8年分 路線価発表

令和8年分の相続税・贈与税の土地等の評価額の算定基準となる「令和8年分路線価」が7月1日に公表されました。
路線価とはその年の1月1日時点での価格として発表される公示地価を基準に、その80%の水準を目安として、路線に付される価格です。路線価の調査地点は約32万ポイントあり、国土交通省が公表する公示地価の調査対象地点(約2万6千ポイント)よりはるかに多いです。
路線価は、公示地価と異なり直接税額に影響を与えることになるため、より慎重に安全性を考慮して、実勢価格よりも低めに設定されています。

⑴全国平均は5年連続で上昇
国税庁は令和8年7月1日に「令和8年分路線価」を公表しました。
全国には約32万地点の標準地が設定されており、その評価基準額の地価変動率は、全国平均で対前年比+2.9%(前年+2.7%)と5年連続で上昇し、上昇率も拡大しました。
国土交通省が本年3月17日に公表した令和8年公示地価でも、全国平均で5年連続上昇しており、「インバウンド需要による地価上昇」がすっかり定着した感があります。
全国税務署管内最高路線価では長野県白馬村が上昇率32.7%で3年連続全国トップ、北海道富良野市は上昇率28.0%で全国第3位となり、リゾート地として局地的な人気の高まりを反映しています。
また、東京都江東区浅草も上昇率27.5%となり、観光人気の高さを物語っています。

⑵兵庫県では・・・
都道府県別に見ると、兵庫県内には約1万5千地点の標準地があります。
これらの標準地の地価変動率の平均値はプラス2.4%となり、平成22年以降最高の上昇率となりました。
三宮センター街(兵庫県下の最高地)は1㎡あたり640万円で、対前年比+9.6%となり、5年連続の上昇となりました。三ノ宮駅前再開発事業などが大きく影響したとみられています。
また、県内で上昇率の最も高かった地点は、芦屋税務署管内の芦屋市船戸町で、対前年比+13.3%となっており、これには芦屋駅南側の再開発による人気の高まりに加え、新規に供給される土地が少ないことも影響したと思われます。

令和8年分 県庁所在地の最高路線価(抜粋)

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